小倉記念2021予想
小倉は土曜開催中もずっと降雨によって不良馬場が継続。特殊な馬場状態と言っていいだろう。難解なレースだが、オッズ的な妙味も生まれると思うので、こういうときこそ上手く拾っていきたい。昨年は◎アウトライアーズ◯アールスターで3連複高配当ゲット。
●メンバーレベル
なんといってもヴェロックス。3歳時の成績から言うと物足りない状態が続いているが、このメンバーではG1を戦線を辿った唯一の馬。その他はGIII常連組がチラホラいるものの条件戦クラスなど、メンバーとしては揃ってない。オッズも割れているが、安定感のあるファルコニアが1番人気となるか。少頭数ながら上手く馬券を組めば配当も見込める。
●馬場想定
土曜芝レースを見ると勝ち馬らの傾向は以下の通り。
2R未勝利戦1200:後方大外一気(12番人気)、2,3着(3,10番人気)は、インサイドアウトでの追込み、先行差し、ペースは前半33.8と早め
5R新馬戦1200:逃げ(1番人気)、2,3着(7,4番人気)も道中2.3番手で進めた前残り、ペースも前半35.1とスロー
9R2歳OP1200:先行差し(2番人気)、2,3着(1,4番人気)は逃げ、外差し
10R2勝2000:同着でそれぞれ内外差し(1,6番人気)、3着(8番人気)は内差し
12R1勝1800:先行差し(1番人気)、2,3着(11.4番人気)は外差し
未勝利や新馬戦などは参考にならない場合もあるため除いた形で見ると、不良馬場ながら内も問題なく通って勝負することが可能。外差しも十分あり得るが、道中ロスない形で進めてきた馬が多い。小倉記念までに芝レースが7レースもあるため荒れている可能性はあるものの、前日時点では特に内外の馬場差は無い。脚質も問わずペース次第か。ただ時計が、かなり掛かるため持久力や馬場適正は考えたいところ。
●展開想定
逃げるのはグランスピードで、ファルコニア、ショウナンバルディが続く形か。どうしても逃げたいという馬もいないので、早い展開にはならないか。9頭という少頭数なので各馬動きたいところで動けそう。ヴェロックスあたりが3.4コーナーから前を捉えにいくのではないか。
●結論
本命はヴェロックス、前走は荒れた伸びない内を通っての4着。3着馬は今回1番人気のファルコニアだが、通った位置からすると逆転は十分にあり得る。馬場もキレる足はないので相対的にマイナスにはならないのではないか。
対抗はヒュミドール、前走はヴェロックスと同様の位置から伸びてきている。ダートも走ってきている馬、長距離でも結果を出しているところもあって時計がかかる馬場は歓迎だろう。日経賞のメンバー揃った相手に4着が有れば実績も十分。
三番手はファルコニア、この中では安定感もあって外せないだろう。馬場適正がどうなのかよく分からないが前走ヴェロックスを評価するなら、コレくらいの評価は必要か。
モズナガレボシ、グランスピードは馬場適正がありそうで条件戦組になるが2.3着は十分ありそう。ダブルシャープは小倉巧者で重馬場実績もある。ショウナンバルディは前走で小回り、馬場もこなしているが、相対的にプラスにならない想定。
◎ヴェロックス
▲ファルコニア
△モズナガレボシ
△グランスピード
△ダブルシャープ
△ショウナンバルディ
