エリザベス女王杯2021回顧
阪神芝2200、GI、17頭出走
●着順
1着:16無アカイイト(10番人気)
2着:5▲ステラリア(7番人気)
3着:2△クラヴェル(9番人気)
●回顧
想定
馬場:やや外有利
展開:ミドル〜ハイ
→先行外目、インを突く差し馬
結果
馬場:フラット
展開:ハイ
→外差し、イン差し決着
前半1000m59.0秒のハイペースになりました。先行馬が多くいたことも要因だと思います。最終的にベースに後押しされた差し馬が1から5着までを制する形に。
1着:無アカイイト
キズナ産駒で馬場も苦にしませんでした。ペースにも落とされて外を思いっきりまくる形でしたがスタミナも十分にさしてきました。この馬を評価するならソフトフルートも評価しないといけないと思いどちらも無印としましたが、結局どちらも上位に来ていました。ペースさえ向けば上位に来る力はあったと言うことです。
2着:▲ステラリア
この馬の予想は下記。
今年の3歳世代はソダシが札幌記念でラヴズオンリーユーを下したことを見ても強いことは明らか。秋華賞ではアールドヴィーヴルに先着しており、それなりに走っているが、ぶっつけ本番で力が出せていないとすると、まだ上積みがあるかも。桜花賞組が強いと秋華賞後に書いたが、本馬は出走しておらず、隠れた存在かもしれない。
ここは考察に書いた通り実力があると言う結果になりました。この予想自体は非常に良かったと思っています。
3着:△クラヴェル
クラヴェルは人気がないが小回りでもしっかり差せる器用なタイプ。鞍上は内をロスなく回って後は内を突くだけだろう。スルスルきたら圏内あるか。
上記の通りの結果。安城も最初からこれを狙っていましたね。紐でも評価の1番手に据えており予想としてはまずまずだったと思っています。小回りでもきっちり差せます。
7着:◯アカイトリノムスメ
ステラリアを物差しにすると勝てる力はあったと思うが色気を持っていた分、展開も合わなかったと思います。力で捻じ伏せるほどの実力はまだないとみていいかもしれません。ただし実力的には3歳世代の中でも上位で十分に重賞で通用する力はある。今後の成長にも期待したいです。
16着:◎ウインマリリン
出走してくるだけ問題ないと思っていましたがどうやら怪我の様子が伺えます。あまり調整できていませんでしたね。
●次走注目・メモ
ステラリア:2着ですが勝負どころで外へと当てられています。1着も狙えたところでしたね。
レイパパレ:あれだけ掛かっていながら直線では唯一粘っていました。適距離なら巻き返せますが、今後どうするのでしょうか。
デゼル:小回りだとどうしても追い込みが遅い。外回りなど広いコースで。
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