有馬記念2021回顧
中山芝2500、GI、16頭
●着順
1着:◎エフフォーリア(1番人気)
2着:無ディープボンド(5番人気)
3着:◯クロノジェネシス(2番人気)
●回顧
想定
馬場:フラット
展開:ハイペース
→インで溜めた馬が最も有利
結果
馬場:フラット
展開:ハイペース 前半1000m 59.5秒
→インで溜めた馬が最も有利
隊列は基本的に誰しもが予想した通りの展開ではなかったでしょうか。パンサラッサが逃げてタイトルホルダーが続くという形。直線はタイトルホルダーが前を捉えたところを後ろから有力馬が差し込む展開になりました。
1着:◎エフフォーリア
展開利を受けたわけでもなく、完勝といって良いでしょう。3.4コーナーでクロノジェネシスに被せていった時点で、1着が見えました。本当に強いですね。来年の競馬はこの馬中心に回るでしょう。
2着:無ディープボンド
凱旋門賞帰りながら、3着クロノジェネシス同様、しっかりと自分の脚を使ってきました。外から捲るとみて消しましたが、インの経済コースを通って直線は外へ出し、グイグイ伸びてきました。ガチンコでは勝てないでしょうから、展開利を活かした素晴らしい騎乗だったと思います。コントレイルが目立った世代ですが、この馬もこのメンバーにやれるだけの実力は持っていましたね。
3着:◯クロノジェネシス
有終の美は飾れずも、さすがの強さを見せました。3.4コーナーではエフフォーリアに被された形でしたが、あくまで省力競馬を狙った結果でしょう。万全の臨戦なら思い切って動いていたかもしれませんが、それくらいギリギリの勝負だったのではないでしょうか。何はともあれ、お疲れ様でした。
4着:☆ステラヴェローチェ
自力競馬は向きますね。クロノジェネシスよりも外を回って、着差はないですから、相当の実力です。スローだと取りこぼすかもしれませんので、そこだけ今後注意です。
5着:△タイトルホルダー
今回は逃げ馬を捕まえにいかなければならない損な役目でした。エフフォーリアやクロノジェネシスが後ろに控えているので、引きつけるわけにもいきませんからね。それでいて直線は粘りを見せていたので、この馬もどんどん強くなっていると思います。今後が楽しみです。
●次走注目・メモ
タイトルホルダー:今回は損な役目。それでも粘った。
ステラヴェローチェ:クロノジェネシスの実力と差はない。
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