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天皇賞・秋2021回顧

東京芝2000で行われたGI。16頭が出走。

●着順

1着:6◯エフフォーリア(3番人気)

2着:1▲コントレイル(1番人気)

3着:9◎グランアレグリア(2番人気)

 

●回顧

想定

馬場:内有利

展開:スローペースからの後半ペースアップ

→インでジッとした差し馬有利だが、上位馬が強すぎる

結果

馬場:内有利〜フラット

展開:スローペースからの瞬発力戦

→瞬発力上位馬が有利

 

レース前に小雨が降ったが馬場状態に大きな影響はなかった模様。エフフォーリアが先行して抜け出す想定とは異なり、グランアレグリアが先行抜け出しを図る展開に。結果的に人気上位馬が3着独占することとなったが、スローペースの瞬発力勝負でも4着サンレイポケットと1馬身以上に差がつくのだから、ただ単に上位馬場が強かったと言える見応えのあるレースになった。

 

1着:◯エフフォーリア

鞍上にはダービーの記憶がずっとあったのかもしれない。今回は追い出しのタイミングをずっと測っていたように見えた。残り400〜300mあたりで全開に追い始め、グランアレグリアを交わしてからは差してくるコントレイルも退けており、馬の力もそうだが、追い出しタイミングも間違いのないものであったと言える。

またスタートから直線までは、スローペースなものの非常にスムーズな追走であったことも2.3着との差になった。見立てではスローよりも実力勝負になった方が良いと考えていたが、全く苦にしない結果になり、3歳馬の良さが出たのかもしれない。今後年齢を重ねて、どのようになるか見極めも必要だろう。

 

2着:▲コントレイル

良いスタートを切った後はエフフォーリアの後ろをしっかり取り切る鞍上のファインプレー。エフフォーリアが抜け出した後を差し切る算段でレース展開としては意図したものであったはず。スローペースの瞬発力勝負なら望むところだったのだろう。馬もそれに応えて上がり最速を出す超瞬発力を披露。普通なら軽々と差し切っただったろうが、今回はもう一頭強い馬がいたレースだった。最後100mは多少バテたのか、手前を替えながら頑張っている姿が見えた。

 

3着:◎グランアレグリア

おそらく外目先行3番手というのは、行ってしまったというのが本音ではないだろうか?掛かっているのが確認でき、序盤で体力を消耗したのが後半のバテに繋がったか。もう少しカイザーミノルやトーセンスーリヤが引っ張る展開となっていた場合は、結果が違ったものになったかもしれない。予想時でも懸念した点が出てしまった。今後は香港を最後に引退?ということです。

 

●次走注目・メモ

サンレイポケット:上位3頭を除けば最先着。ジワジワ伸びており、スタミナ寄りのレースの方が向く。

 

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