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天皇賞・秋2021予想

東京芝2000で行わるGI。16頭が出走。

 

●馬場想定

良馬場想定。土曜を見ると10Rでは内から伸びたり、メインでは外から伸びたりと掴みどころがない印象だが、メインの2.3着は内前に付けた馬となっており、傾向としては内有利。近年、差しも決まる天皇賞・秋だが、コース形態としても内有利であることに変わりはない。

 

●展開想定

逃げ馬不在。ポタジェ、トーセンスーリヤ、エフフォーリア、カイザーミノル、ヒシイグアスなどが先行するか。毎日王冠より0.5秒くらい遅いペースで、前半1000m59秒程度のスローで推移するか。そこからは、後ろを待たずして追い出すエフフォーリア、内から捉えにいくコントレイル、外から差し込んでくるグランアレグリア、といった展開ではないだろうか。後半は追走スピードが問われる厳しい展開になりそう。

 

●馬場×展開

内有利×後半ペースアップ。有利なのはインの差し馬。ただ上位勢が強すぎる点はある。

 

●結論

本命はグランアレグリア、距離適性は異なるがアーモンドアイと双璧を成す実力であることは疑いようがない。直接対決となった昨年の安田記念ではローテの違いはあるもののアーモンドアイ相手にも完勝している。スプリント戦を勝っていることで距離が持つのかなどと言われているが、追走は強く促しており決してスプリント適性がある勝ち方ではなかった。どちらかというと2000の方が適性があると見ている。通常通り追走して追い出しに掛かれば、内にいるエフフォーリア、コントレイルを交わしきるだろう。唯一の懸念点は前半スローに落ち着いた場合、追走で引っ掛からないかということ。ただ多少のスタミナロスがあったとしても、能力的には上だろう。競馬会はニュースター誕生を期待しており、コントレイル、エフフォーリアに人気が集まっているのも有り難い点だ。

 

対抗はエフフォーリア、人気馬の中で馬場の恩恵を受けるのは本馬だろう。日本ダービーではシャフリヤールに負けたが、速い上がりが求められ、また最内枠から難しい競馬になった。皐月賞のように実力勝負になった方が良いと見ており、今回の厳しい流れはむしろ向くだろう。早めに抜け出して、どこまで凌げるか。

 

三番手はコントレイル、昨年のジャパンカップはアーモンドアイに次ぐ2着。大阪杯は道悪馬場と実力が反映されていないと見れば、アーモンドアイが引退した今、この馬が最も強い、また信頼性が高いと見られたのオッズではないだろうか。鞍上の狙いからすれば、エフフォーリアの後ろを取って直線抜け出したところを交わす乗り方だろうが、逃げ馬や先行馬を捌く必要もあって(特にポタジェ)、そのリスクはある。

紛れるなら逃げ先行だろう。3強自身に何かないと難しいか。

ポタジェは相手なりに走るタイプで何かが崩れると割り込む余地はある。

トーセンスーリヤは今が充実期。逃げ先行でどこまで粘れるか。

レンブーケドールは戦績から買われているが外枠から厳しい競馬になるだろう。ステイヤー気質なので2000よりは距離があったほうがいい。今回は切る。ワールドプレミアも同様にステイヤーだろう。

 

◎グランアレグリア

◯エフフォーリア

▲コントレイル

△ポタジェ

△トーセンスーリヤ