フェアリーステークス2022回顧
中山芝1600、GIII、16頭
●着順
1着:△ライラック(5番人気)
2着:△スターズオンアース(1番人気)
3着:△ビジュノワール(7番人気)
●回顧
想定
馬場:イン有利
展開:スロー気味のミドル、前半600m 35.0〜35.5s
→内前有利
結果
馬場:フラット
展開:スロー気味のミドル 前半600m 35.5s
→内前有利気味
想定通りのペースでスロー気味なレースに。想定は当たっていたんですが、馬場やペースをひっくり返す展開となりました。ここまで変わると重要視している予想ファクターでは拾えないレースなので仕方ない部分はありますね。
1着:△ライラック
予想では、スローペース想定のため外を回すと厳しいと書き、その通りの流れでした。ところが、大きなロスをしながらも捲り切って、直線も伸びて1着。ペース、展開を無視して買ったのですから、この中では抜けた力だったということでしょう。抜けた力だとたとえ分かっていても評価しづらいですが。ミルコ騎手の思い切りの良さも出た騎乗でした。クラシックに追加登録をするようですが、誰が乗るんですかね。
2着:△スターズオンアース
1着馬とはうってかわって、内枠を活かした経済コースを通ってきた馬です。枠や展開は向いて掴んだ2着だと思うのですが、直線はかなり癖のあるところを見せてますね。ラチ沿いにいってエバーシャドネーとぶつかりそうになったりで、鞍上は常にラチから離れるように鞭を打っていました。そういう意味で上積みはあると思います。ただ左回りの方が合うでしょう。
3着:△ビジュノワール
上手くインサイドアウトを決めたと思いますが、内前有利の中で外から3着までよく追い込んできました。こんなに力があるとは思っていませんでした。フロック視されるなら次走は狙いたいところです。
7.着:◎ニシノラブウインク
それなりの位置取りで折り合っていたように見えましたが、直線は案外弾けずに終了。ヴァンルーラーと競り合ってバランスは良くなさそうでしたが、そこまで影響したとは思えませんし、詳しい原因は分かりませんね。
9着:◯エバーシャドネー
インでジッとしていたのは良かったんですが、直線でも殆ど何もせず終了。力は全く出していないと思います。スターズオンアースに寄られたり、前が壁になったら不利も有りました。もう少し前受けした方が持久力を活かせそうですが。
12着:▲スピードグラマー
前に行けなかった時点で厳しいなと思っていました。全く人気がないので、どこかでまた狙えると思います。
●次走注目・メモ
エバーシャドネー:追っておらずノーカウント
●予想はこちらから